2016年08月13日

現代風の和室にはおしゃれな畳がおすすめ

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和室と言えば畳ですが、昔ながらのい草のものはどうしても手入れがたいへんで敬遠しがちです。掃除がしにくいからといって結局全部洋室にしてしまう家も多いでしょう。また、どうしても古くさいイメージがあるため現代風の作りの家には合いにくく、「おしゃれじゃないから」という理由によって若い世代に却下されてしまうこともあります。
床に座ってくつろぐ生活は、ソファや椅子とはまた違い日本人にとっては落ち着くのですが、どうしてもあか抜けない雰囲気になってしまうのも事実です。もし「あか抜けないから」「おしゃれじゃないから」「手入れが大変だから」という理由だけで和室を諦めているなら解決方法があります。
昔ながらのい草のものではなく、最近のおしゃれな畳を組み合わせるといいでしょう。最近では和紙から作った製品があり、汚れ防止加工や防ダニ加工もされています。もちろん見た目もい草と違ってファッショナブルなので、現代風の家にも合います。

い草と違い様々な色で床を楽しめます

い草で作られたものは黄緑色で、経年劣化で黄色っぽくはなるものの、ほとんど代わり映えがしません。しかし和紙製の製品なら染色も様々にできるため、淡いピンクや水色のものもあります。渋めの色合いを目指したいなら紺色、黒に近い灰色などもあり、どんな部屋にもマッチします。
ニーズに合わせて続々と新色も登場しているので、何年かごとに入れ替えるのも楽しいかもしれません。もし高齢の家族がいて「スタンダードな色がいい」という希望があれば、もちろん若草色の製品もあります。あまり奇抜な色は求めていないという場合なら、乳白色や亜麻色の「シックだけど普通とはちょっと違う色合い」の製品も楽しめそうです。
最近ではリビングなどでも全部を畳にするのではなく、一部分だけじかに座れるコーナーを作る家も多いので、リビングの一角に組み入れても様になる色合いです。モダン和風なリビングが流行していますし、おしゃれと過ごしやすさを両立できます。

手入れも簡単で気を遣う必要もありません

手入れの仕方ですが、普通のい草だとどうしても植物そのままなので虫が食いやすく、特にダニには悩まされてしまいます。和紙の製品はい草より加工がしやすいため、ダニの発生率を抑える加工や、汚れがしみ込みにくい加工が施されているものが多いです。
子どもがいるとどうしても食べ物をこぼしてしまい、い草だとあわてて拭いても変色したりしがちです。汚れ防止加工がしてあれば慌てなくて済み、子どもの食べこぼしにピリピリする必要もなくなります。またい草は日光での変色も悩みの種でしたが、UV加工がされている和紙の製品なら心配はいりません。
さらに、い草に比べて表面の傷みが緩やかなので子どもがおもちゃを転がして遊んでも目くじらを立てる必要がありません。張り替えにお金がかかるからおもちゃで遊ばないで、というのは親にとっても子にとっても得がありません。
遠慮なく使える丈夫な和紙の製品を使うことで、子育て世代の若い夫婦にも畳のよさが見直されていくでしょう。

[参考情報]
畳(たたみ)の張り替え 襖(ふすま)や障子もお任せください。|とりまつ畳
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プロフィール

長野県も空き家売り物件が増えています。48才の僕は、家族のために安い空き家を購入して、畳の部屋のある家にリノベーションしようと考えました。

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