2016年08月26日

和室を長持ちさせるためのお手入れ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

和室のお手入れは洋室のお手入れとは違ってきます。キレイに長持ちさせるためにも、正しいお手入れの仕方を知っておいてください。まず、畳のお手入れですが、普段は掃除機で畳の間に入ったゴミまで取り除きまます。そのためにも掃除機をかけるときは畳の目に沿うようにかけるようにします。
できれば畳モードのある掃除機を使うとゴミがよく取れます。もし畳をジュースなどで汚してしまったらすぐに雑巾などでふき取るようにします。そして小麦粉などの粉をまき、吸着させてふき取るようにします。水ぶきをする人もいますが、カビが生える原因になります。
水ぶきをする場合はよく水気を切ってください。もし畳の黄ばみが気になるようであれば酢水をつけると色が少し戻ります。しかし、畳には寿命がやってきます。およそ10年ほどで変え時となります。畳替えをきちんとすることもカビなどの予防になります。

障子をお手入れするさいも水分にご注意

障子がある家庭はまずその木枠に注意しなければなりません。これも水ぶきをするとシミができるたりするので厄介です。ハタキなどでほこりを取るだけでも十分です。また、割りばしにガーゼを巻いたものを使うというのも手です。
細かい枠組みのほこりにも対応できます。そして障子の張替えを定期的にします。2年もしてくれば障子も黄ばんできます。1年に1回が理想ですが、2年ぐらいを目安に張り替えてください。障子はホームセンターなどで売っています。
まず古い和紙を外します。そして木枠にノリをつけ、新しい和紙を貼り付けていきます。1人でするよりも2人で協力するなどしてやったほうが効率的です。シワにならずに貼るためには、2人が両方から和紙を引っ張ったほうがキレイに貼れるからです。詳しい障子のメンテナンスは一般社団法人日本DIY協会のウェブサイトに「障子のスピードばり」という方法が掲載されていますので参考にしてください。
貼りかえるときは必ず誰かに手伝ってもらうようにしましょう。

砂壁のメンテナンスとリフォーム

和室によくある壁として砂でできたものや土でできたものがあります。これを普通に水ぶきしようものなら大変です。水分がしみ込んでダメになりかねません。普段ははたきでほこりを取るようにし、汚れが目立ってきたら固く絞った雑巾で汚れを取り除くようにします。
そのさいに使うのは住居用洗剤でもかまいません。ですがなるべく水分が残らないようにする必要があります。もし砂や土が剥がれ落ちてきたら、洗濯ノリで対応します。およそ10倍ぐらい薄めた洗濯ノリを霧吹きなどで吹き付けてください。
再び砂や土が固定できるようになります。古くなり砂壁を維持するのが大変なってきたら、クロスに変えていまうのも手です。今は和風にアレンジされたクロスが売られています。木目風はもちろん、なかには珪藻土が使われていてリアルな雰囲気を出すことができるものも販売されています。

プロフィール

長野県も空き家売り物件が増えています。48才の僕は、家族のために安い空き家を購入して、畳の部屋のある家にリノベーションしようと考えました。

詳細ページ